理事長、校長ごあいさつ

創立50周年にあたって 理事長 長谷川 惠一

エール学園は2017年5月に創立50周年を迎えます。

50年を振り返り、長谷川フサがここ難波の地で教育という社会貢献度の高い事業を創業してくれたことに対して、感謝の気持ちでいっぱいです。

この50年は本当にいろいろなことがありました。

学生数の急減を受けさまざまな知恵を出し対策を打ったにも関わらず、効果が表れなかった時もありました。

そんな厳しい時期にも、エール学園を見放さず支えてくれた教職員。中には勤続30年以上の者も大勢います。

彼らとともに困難を乗り越え、エール学園は復活を果たしました。

40年前から面倒見が良いと評価され、現在「なりたい自分、つくす自分」という言葉が浸透しているように、学生に寄り添い、時に厳しく時に温かく指導を行う教職員の姿勢は、開校当初から変わっていません。

この揺るぎない教育方針があったからこそ、再起することができたのです。

そして、1985年に「未来プロジェクト」が組織され、国際化を図るという方針がつくられたこと、30年をかけて国際化を推し進めてきたことが、今日のエール学園を形成する最大の要因ではないでしょうか。

改めて、50年という長い歴史を支えてくださった高等学校や日本語学校、海外の送り出し機関、そのほか多くの関係者の皆様に、心から感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

人材育成を貫き、更なる大きな夢の実現に挑戦する

校長 萩原 大作

エール学園の歴史は、変化への対応とさらなる大きな夢への挑戦の歴史でもあります。その中心には常に人材育成への熱い思いがありました。そして、学園設立時から現在まで、エール学園の教育は「進学教育」と「職業教育」を貫いてきました。

振り返れば、国内では徐々にそして確実に忍び寄る18才人口の減少、東日本大震災、海外では中国との尖閣諸島の問題等、学園の存続にかかわる大きな外的変化を経験し、その変化を乗り切ってきました。

この間、どの時代を切り取っても、学生に対して「つくす自分」が実践されていたと思います。予備校での「面倒見が良い」という評価や専門学校での「手厚い就職指導」による「就職のエール」という評価など、常に学生に寄り添い、学生の夢「なりたい自分」の実現に、すべてを投げ打って誠実に対応する職員の姿が思い出されます。

さらにメンタリングの導入により、実践面、思想面でも「つくす自分」の深化が進んで来ていると思います。教育は人です。人材育成に関わる我々の人間性と思いが人を育てていきます。

現在、エール学園は多くの留学生で溢れています。留学生は「進学教育」「職業教育」に分かれ、学生それぞれの夢の実現のため日々努力しています。

エール学園は日本人の教育から発し、外国人の教育へと大きく変化を遂げました。

我々はこれからの50年も、起こってくるだろう内外の変化を乗り切り、留学生教育を通して日本と日本を取りまく外国との関係において、日本との懸け橋、平和の使者となる有能な人材を育成し、世界平和に貢献するという大きな夢の実現に挑戦していきます。

50年間ともにエール学園を支えてくださった教職員同志の皆様へ

私が教職員の皆様に今一番感謝したいのは、長年支えてきてくださったことに合わせて、エール学園で「なりたい自分、つくす自分」という理念を実践してくださったこと、そして常に学生に向けて質の高い教育を実現するために、全力投球してくださったことです。改めて心から感謝したいと思います。

理事長 長谷川 惠一

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