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3.知識欲を深め、教材・教授法の質の向上と業務改善のための教育支援に努める。
この項目は皆さんに色々な誤解や疑問ももたせているという感じがしています。常に言葉にはニアンスがあり、そのまま受け取ると、抜け落ちる内容がたくさんあります。そこを抑えておく必要があります。その誤解は形式知と暗黙知にあると思います。形式知にすると皆さんには分かりやすくシンプルに表現できるとおもいます。その象徴的な内容に天気予報があります。気象衛星というすばらしい技術によって、暗黙知が形式知となり予報も格段にレベルが上がりました。また医療の分野でもビールス性の病気には、ペニシリンなどの発見で一機に改善が進み死の病といわれた結核などの病気が治るようになりました。それが多くの知識を得ることによる成長の意味だと思います。しかしすべてが形式知に置き換わるわけではなく、自然界はまだまだ多くの暗黙知を持っており、暗黙知は人間の経験や勘が主体です。ここが分かりにくい部分で、然し大切です。医者が検査データばっかり見て、顔色を見ない姿は、まさに形式知ばかりを見て、暗黙知を無視している姿でもあります。以前私が胃潰瘍になった時、ピロリ菌の除去で半年かかって直しました。然し1年後にまた潰瘍がぶり返しました。今回は東洋医学で直そうと思い、安川君の指導を受けながら、漢方薬と鍼灸と針と柔道整復で直しました。むしろ暗黙知に近いところで直したわけですが、もう4年たちますが、再発はしていません。今回は暗黙知に近いところで直せたわけですが、すべてそうだといっているわけではなく、形式知と暗黙知も両方を大切にする必要があると思っています。行動指針で言うと、知力と感力を組み合わせで考えることが大切なのでしょうか。
理事長 長谷川惠一
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