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19.なんでも相談しあえる、ポジティブな雰囲気づくりを心がける。


今回の発表で意味がわからなかったという方もいらっしゃいましたので、補足をしながら記述したいと思います。

今回はポジティブな雰囲気ということに関して発表したいと思います。

ポジティブという英語ですが、建設的な、肯定的な、積極的な等に訳され、プラス思考を意味する言葉だと思います。
私が高校生の時だったと思うのですが、教育実習の先生が討論の授業をされたときに、あるテーマをあげられ、賛成派、反対派にわけ討論をする内容のものでした。その賛成派、反対派の分け方ですが、自分の意見は別にして、クラスの真ん中で右側に座っている人は賛成派、左側に座っている人は反対派というわけ方で、賛成派と反対派が向かい合ってすわる座席に変更し討論を始めました。最初は私は反対派なのにとか、僕は賛成派なのにという不平をいう人もでましたが、すぐに建設的な意見が飛び交いあっという間の1時間だったことを覚えています。

自分の意見と違う立場になったものは反対の立場になって、分析し意見を述べられますし、同じ意見になったものは同じ立場でもこんな違った意見があると傾聴するようになりますし、人それぞれ、いろんな観点から、いろんな角度から物事を考えているというのも実感しました。討論というのは黒か白か、YESかNOかというのを導き出すのが主たる目的だとは思うのですが、この授業のように相反するものが同居する中で、相手に思いやりをもつことの大切さを子供ながらに教えられた気がします。

ですので、「ポジティブな雰囲気」というのはそれぞれの相反する意見を出し合い、尊重し、思いやりをもてる雰囲気というのが良いのではないかと思っています。
入学支援事業本部 事業開発室 野本和