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14.「なりたい自分、つくす自分」を深め、自分が心から納得できる生き方に近づく努力をする。


私は20代のときに中国へ留学をしていました。留学から帰って、就職活動に入ったとき、とても困りました。多くの留学帰りの方がそうであるように、誰も相談する人がいません。自分でハローワークに行くか、新聞の求人欄を見るかしかありませんでした。最初少し中国留学組みの方の紹介で通訳もしましたが、食えません。そんなときに新聞の求人で「中国語はなせる人募集」とありました。中国帰国者の日本語教師の募集でした。迷わず応募して、即決。いきなり日本語を教え始めました。日本語教師の経験や勉強などなにもしていませんでした。でもそこから日本語教育の道が始まりました。気がついたらずっと日本語業界で時間がたっていました。エール学園では、高い教育の質が求められるので、その道に没頭していたら、今の自分にたどり着きました。今ある選択肢で一生懸命する以外ありませんでした。これがなりたい自分で思うことです。尽くす自分は、私は皆に尽くされてきた自分なので、なんとか恩返しをしたいなと思います。父母への恩返しはもうできませんが、母が最後の一年の介護のときに、毎日定時に帰る私を室のメンバーが支えてくれました。感謝の気持ちで一杯です。尽くされている自分から尽くす自分へ、少しがんばりたいと思います。
理事 崎村 真