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14.「なりたい自分、つくす自分」を深め、自分が心から納得できる生き方に近づく努力をする。


私は現在担当している仕事の内容が、外国人留学生の医療・福祉人材育成です。例えばフィリピンの学生が介護施設でアルバイトをするときの施設開拓ですとか、中国人看護師に奨学金を提供してくれる病院の開拓などです。

私が感じたのは、留学生が日本人の利用者や患者に本当につくしており、高いホスピタリティで業務にあたっている姿がとてもまぶしく、感動すら覚えるということです。自分にはまだまだ足りない部分だと学生からたくさんのことを学んでいます。

前にも話しましたが、父との最後の会話になったとき父は「もし万が一病気が治ったら、障害者の作業所をやりたい。社会に役立つことがしたいんや。だからお前は好きなことをしろ。お兄ちゃんのことは負担に思うな」と言いました。道楽で仕事をしていると思っていた私には、「あ‾家族のために自己を犠牲にして頑張ってきたんだな」と思った瞬間でした。

兄が重度の身体障害者であったため、父の志は障害者のために汗を流すことだったのだろうと今では思います。

私も父の志を引き継いで、外国人医療・福祉人材の育成や障害者支援、日本の国際化等、私の志を達成して、大げさに言えば日本社会に貢献する、公益に資する人間になりたいと思います。そして心から納得できる生き方を貫きたいと思います。それが父から引き継いだ私の志でもあります。
長期経営政策 本部長 韓洋春